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男性占い師=売れる、は本当か。《迦葉ルカス》

10月10日
読了時間: 10分


「男性の占い師は売れるから、いいですよね」

以前、そんなことを言われたことがあります。


「男性の占い師は希少だから売れやすい」

「男性というだけで有利だ」

と思われる節があるように感じます。


でも、ハッキリ言います。

そんなことはありません。

少なくとも、私自身はそうでした。


占い師として活動を始めた当初、

最初の1年間は指名予約が

ほとんど入りませんでした。


リピートしてくださる方も、

紹介してくださる方も、

ほとんどいない。


「自分は占い師として、なぜ求められないんだろう?」

何度も何度も自問自答しました。


そして、ここからが大切な話です。





人は「自分にないもの」を理由にしたくなる


占い師をしていると、

いろいろな人から相談を受けます。


そして、占い師自身からも、

こんな言葉を聞きます。


「20代だから、人生経験がなくて不利なんです」

「女性の占い師だから、男性占い師より目立たないんです」

「50代を過ぎたから、記憶力も落ちたし、もう若い人には勝てません」

私は、こういう話を聞くたびに思います。


なぜ、自分の悪いところばかりに注目するのでしょうか?


そして、もっと厳しいことを言えば、


自分の人生を、そんなに不幸にしたいのでしょうか?



人は不思議なもので、

自分が持っていないものを

見つけるのがとても上手です。


若い人は「経験がない」と言う。

年齢を重ねた人は「若さがない」と言う。

女性は「男性ではないから」と言い、

男性は「女性のような共感力がないから」と言う。


つまり、みんな「ないもの」を探しています。


でも、それでは何も始まりません。




では、中年男性占い師のありえる「弱点」を全部挙げてみましょう


せっかくなので、

あえて厳しく考えてみましょう。


中年男性占い師には、

こんなマイナス点があるかもしれません。


・共感力が低い

・言葉がきつく、雑になりやすい

・傾聴力が低い

・言葉がすらすら出てこない

・感性が豊かではない

・見た目が怖い

・清潔感がない

・口臭や体臭が気になる

・手相を見るときなど、触れられることを嫌がられる

・若い相談者からすると話しにくい

・SNSで若い世代に届きにくい

・占い師としての「華」がない



どうでしょう。

これでも、

「男性占い師だから有利です」

と言えるでしょうか?



私は、むしろ逆だと思っています。


男性だから売れるのではありません。

男性であることを含めた自分自身を、どう価値に変えるか。

そこを考えた人が売れていくのです。





視点を180度変えてみる


20代の占い師には、

20代だからこその武器があります。


たとえば、

柔軟性

記憶力

フットワークの軽さ

新しいものを吸収する速さ

SNSやデジタルへの適応力

同世代だからこそ分かる感覚


そして、何よりも、

フレッシュさ


これは、年齢を重ねた占い師には

簡単には真似できません。




では、女性占い師はどうでしょう。

共感力

言葉の柔らかさ

感情の機微を読み取る力

相談者が安心して話せる空気感

女性同士だからこそ共有できる感覚

細やかな気配り


これらは大きな武器になります。




では、50代以降の占い師は?

むしろ、武器だらけです。


人生経験

人間関係を見てきた数

仕事や家庭、夫婦、親子、介護、子育てなどの経験

失敗から立ち直った経験

人間の「表」と「裏」を知っていること

若い頃には分からなかった人の本質が見えること

相談者の言葉の裏側にある事情を想像できること


そして、

「大丈夫」と言える言葉に重みがあること。



20代の占い師が50年の人生経験を

手に入れることはできません。


逆に、50代の占い師が

20代の若さを取り戻すこともできません。


だからこそ、

人には、それぞれにしか持てない武器がある。


私はそう考えています。





「ないもの」ではなく「あるもの」を磨く


占い師として売れたいなら、

ここを間違えてはいけません。


「私は○○だから不利です」

ではありません。


「私は○○だから、何ができますか?」

です。


この違いは、ものすごく大きい。



例えば、中年男性なら、

「若い女性のような柔らかい言葉が使えない」

と悩むのではなく、


「人生経験を生かして、相談者が自分では

気づけない問題の本質を伝えよう」

と考えればいい。



20代なら、

「人生経験が足りない」

ではなく、


「今の時代を生きる同世代の悩みを、誰よりも理解できる」

と考えればいい。



女性なら、

「男性占い師より珍しくない」

ではなく、


「女性相談者が安心して本音を話せる場所を作ろう」

と考えればいい。



欠点を消すことばかり考えている人は、

いつまでも欠点を見ています。


でも、強みを磨く人は、

少しずつ「この人に相談したい」と

思われるようになります。



これは占い師だけの話ではありません

ビジネスでも、まったく同じです。




例えば飲食店。

「今日は天気が悪いから」

「隣の人気店がお客さんを全部持っていっちゃうから」

「同じような店が多いから」

「もっと安い店が近くにあるから」

「不景気だから」

「うちの店がある場所が悪いから」

……本当にそうでしょうか?



では、質問します。

日本中の飲食店が、どこもガラガラなのでしょうか?


そんなことはありません。


天気が悪くても繁盛する店があります。

近くに人気店があっても繁盛する店があります。

同じような店がたくさんあっても、

予約が取れない店があります。

高くても選ばれる店があります。



つまり、

外部環境だけでは説明できない何かがある。

そこを考えなければいけません。




占い師も同じです

「占い師が多いから売れない」

「男性だから売れない」

「女性だから売れない」

「若いから売れない」

「年齢が高いから売れない」

「占いサイトの集客が弱い」


もちろん、環境や条件が影響することはあります。


でも、それを理由にして

思考停止してはいけない。


お客様、つまり鑑定で言えば相談者にとって、

お金を払う価値のあるものを提供できているのか?


そして、

その価値が、相談者から見える形になっているのか?


さらに、

その価値が、ちゃんと相談者に届いているのか?


ここを考える必要があります。




「当たる」だけでは足りない


占い師になったばかりの人ほど、

「もっと当たるようにならなきゃ」

「もっと知識を増やさなきゃ」

「もっと占術を勉強しなきゃ」

と考えます。


もちろん、勉強は必要です。

占術の技術も必要です。

ですが、それだけでは売れません。


相談者が買っているのは、

単なる「占いの技術」ではないからです。


相談者は、

「自分の話を分かってほしい」

「自分では決められないことを整理したい」

「背中を押してほしい」

「自分の未来に希望を持ちたい」

「誰にも言えなかったことを話したい」

そういうものを求めて来ています。


だから、売れる占い師は、

占う技術だけではなく、人の心を扱う技術を磨いている。



相談者が何を言ったのか。

何を言わなかったのか。

なぜ、その質問をしたのか。

本当に知りたいことは何なのか。

鑑定が終わったあと、

その人がどういう気持ちになって帰るのか。

そこまで考えています。




そして、もう一つ大切なこと


どれだけ素晴らしい鑑定をしていても、

その価値が伝わらなければ、存在していないのと同じです。


ここで「占い師としての発信」が

重要になります。


自分は何ができるのか。

どんな相談を得意としているのか。

どんな考え方を持っているのか。

どんな人に来てほしいのか。

鑑定を受けると、相談者はどう変わるのか。


これを言葉にして発信する。



「当たります!」

だけではなく、

「私はあなたのこんな悩みに、こう向き合います」

まで伝える。


すると、単なる「占い師」から、

「この人に相談したい占い師」

に変わっていきます。




私が最初の1年間で学んだこと


私は最初から売れたわけではありません。


指名が入らない。

リピートも少ない。

紹介もない。


当然、不安になります。

「自分には才能がないのではないか」

「占い師に向いていないのではないか」

そんなことも考えました。


でも、そこでやめなかった。

「なぜ選ばれないのか?」

を考えました。


そして、

「自分が相談者なら、なぜこの人にお金を払って相談したいと思うのだろう?」

と、自分自身に問い続けました。


ここから、少しずつ変わっていきました。


占術を学ぶ。

鑑定を振り返る。

言葉を磨く。

話を聴く力を磨く。

自分の強みを考える。

発信する。

反応を見る。

改善する。

またやる。

この繰り返しです。



特別な魔法があったわけではありません。

考えて、行動して、修正して、また行動する。

結局、それしかありません。





売れない理由を探すのではなく、選ばれる理由を作る


ここまで読んでくださった方に、

ひとつだけ覚えておいてほしいことがあります。


「なぜ私は売れないんだろう?」

と考えるとき、


年齢

性別

容姿

環境

競合

景気

市場


そういうものだけを見ないでください。


もちろん外部要因はあります。


でも、その前に自分自身に問いかけてほしい。


「私は、相談者がお金を払ってでも欲しい価値を提供できているだろうか?」

「その価値は、相談者から見えているだろうか?」

「その価値は、ちゃんと届いているだろうか?」


そして、

「昨日より今日、今日より明日、私は選ばれる理由を増やしているだろうか?」

ここから逃げないことです。



外に原因を押し付けるのは簡単です。

でも、そこで考えることをやめてしまった人に、成長はありません。


反対に、

「自分には何ができるだろう?」

と考え続ける人には、必ず改善の余地があります。


そして、改善し続ける人には、

少しずつ「この人にお願いしたい」

という人が現れます。





占い師を目指しているあなたへ


もしあなたが今、

「自分には無理かもしれない」

と思っているなら、

一度その理由を紙に全部書き出してみてください。



年齢

性別

経験

容姿

話し方

知識

集客

自信



そして、その一つひとつについて、

「それは本当に欠点なのか?」

と問い直してください。


もしかすると、それは欠点ではなく、

まだ武器として使いこなせていない個性

なのかもしれません。


占い師は、完璧な人間になる必要はありません。


むしろ、自分の弱さも、失敗も、

不器用さも、人生経験も含めて、

「この人だから相談したい」

と思ってもらえる人になることが大切です。


私は、そういう占い師が

最後には強いと思っています。



そして、もしあなたが本気で

占い師として売れたいのであれば、

私は「占術」だけを教えるつもりはありません。


どうすれば相談者に選ばれるのか。

どうすれば鑑定の価値を伝えられるのか。

どうすればリピートしたいと思ってもらえるのか。

自分だけの強みをどう見つけ、どう言葉にするのか。


そこまで一緒に考えなければ、

本当の意味で「売れる占い師」にはなれないからです。


占い師として成功するために必要なのは、

「自分には何がないか」

を数えることではありません。


「自分には何があるのか」

を見つけ、それを磨き、価値に変え、

必要としている人に届けること。


私は、それが占い師として

生きていくための本質だと思っています。


あなたが「自分には無理だ」と思っているその理由。


もしかすると、それこそが、

あなたにしかない最大の武器なのかもしれません。





占いサロン曼荼羅(マンダラ)中目黒店

鑑定師|迦葉ルカス(旧ルーカス伽豆海)




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